フランスワインの歴史
ロワール古城歴史散歩

 

 

昔から「フランスの庭」と呼ばれるロワール中流域は、世界遺産にも登録され、 由緒ある古城の美しさと自然が見事に調和して、そのひなびた風景の優美さに心安らぐ地域。華麗な城館は300とも500とも言われる程無数に存在する。

パリの人々も、いつか都会の騒がしさを逃れて、このロワールのほとりで静かに暮したいと夢みてきた土地。ジョルジュ・シムノンが生み出した<メグレ警部>も、 引退してロワールの田園生活を楽しんでいる。

パリに王朝が移るまでは、フランス・ルネッサンスの華が咲いた文化地帯でもあった。 歴代の国王や貴族たちが、あるときは政治的な理由から、またあるときはロワール河の景観に魅せらて、この地に宮廷を築いた。
盛んに築城を始めたのは、百年戦争以降。 当初は装飾の少ない素朴な軍事要素の多い城館が建てられたが、16世紀に入ってイタリアのルネサンス様式の影響を受け、装飾の多 いエレガントで優美な城が次々に出現するようになった。

ここでは、「ロワール古城歴史散歩」と題して、その城館を尋ねることにした。

 

 

目次
1. ANGERS・・・アンジェ城
プランタジネット王朝の本拠地。「領主と城」について(中世)
2. CHINON・・・シノン城
プランタジネット家とフランス王家の戦い & ジャンヌ・ダルク
3. CHAMBORD・・・シャンポール城
フランス・ルネッサンスとレオナルド・ダ・ヴィンチ(16世紀)& ルイ14世とモリエール(17世紀)
3. CHENONCEAU・・・シュノンソー城
カトリーヌ・メディシス(16世紀)とデュパン夫人(18世紀)
5. AZAY=LE=RIDEAU・・・アゼ・ル・リドーの館
王室財務官 &「法服貴族と売官制度」(16世紀)
6. AMBOISE・・・アンボワーズ城
宗教戦争と新教徒虐殺(16世紀)
7. BLOIS・・・ブロア城
ギーズ公とアンリ3世の殺害 & ブルボン王朝の誕生
8. SACHE・・・サッシェの館
ロワールが生んだ文豪バルザックとラブレー
9. USSE・・・ユッセ城
メルヘンの世界・「眠れる森の美女」
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